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【悲報】世界一リッチな会社、頭を下げる。「メモリが、足りなさすぎる」

【悲報】世界一リッチな会社、頭を下げる。「メモリが、足りなさすぎる」

「今の値上がりは、前例のない水準だ」——11月2日、Appleの決算説明会で、新CEOはメモリ調達の現状について、そう強い警戒感を隠さなかった。世界で最も現金を積み上げた企業が、部品ひとつの値段と入手性にこれほど言及する。そんな光景を、一体誰が想像だにしただろう。

値上がりは「今期限り」で終わらない

経営陣が示した見通しは、簡潔ながら重い。7月から9月の四半期のメモリ調達価格は前の四半期よりすでに高く、10月から12月にかけてさらに上昇する見込み。しかも、やっかいなのは年末を過ぎても購入価格の上昇が続くと見ている点だ。一時的な特需で価格が跳ねて元に戻る、という定番のシナリオは、どうやら想定されていない。

供給の面でも影は伸びている。MacとiPadは年末の四半期に、メモリ不足の影響を受ける見通しだ。直近7月から9月のiPhoneの供給制約は主に先端チップの不足によるものだったが、その先について具体的な見通しは示されていない。作れないのか、高くても買えないのか——その境界がどんどん曖昧になっている。

空っぽの棚が並む倉庫の通路、積まれたメモリの上にただ一つ輝く宝石が展示された、部品が希少宝石化した世界を象徴するイメージ

売上は最高、それでも重くのしかかる部品代

皮肉なのは、Appleの業績が絶好調であることだ。直近の四半期売上高は前年同期比12%増の1145億ドル。年間売上高も4790億ドルに達し、過去最高を更新した。売れ行きが強いにもかかわらず、部品の価格と供給が足かせになっている——決算の要旨を一行で要約するなら、これに尽きる。

数字はすでに表に出始めている。売上総利益率は、直近の47.9%(一時的金銭項目を含む)から、年末四半期は45〜46%の予想に下げている。その主因として名指しされているのがメモリコストだ。そこに、AI機能を動かす計算処理にかかる費用も重なってくる。AI向け需要に沸くメモリ市場で、消費者向け端末は後回しにされつつあるということだ。

すでに値上げ済み、それでも「さらに」を検討中

実は値上げは、もう始まっている。MacとiPadは6月に、iPhoneは8月にすでに価格が改定された。追加の値上げについては、製品や時期を含めて発表されていないものの、今後の価格設定は「引き続き検討する段階」だと会社側は説明する。買い手が最も知りたいのは、結局のところ「上昇がいつ落ち着くのか」だが、その答えは経営陣の手元にもないようだ。

年末商戦の棚卸しを前に、欲しい色と容量だけが品薄になる——そんな展開を不安視する声も早い段階から出ている。プレゼント需要が集中する季節に、選べない悔しさが待っているかもしれない。

「遅すぎた自覚」という冷めた視線

反応は必ずしも同情一色ではない。むしろネットの空気は冷ややかだ。Appleはかつてメモリを買い叩けるだけ買い叩いてきた側であり、「値上げを要求する側」に回った今、メモリメーカーからは「自分が10年以上やってきたことだろう」と思われているはず、という見方まで出ている。AI特需でいくらでも買ってくれる顧客が現れた以上、そちらが優先されるのは市場として当然、というわけだ。

「Appleが資金を出してメモリ工場を作ればいい」という意見もあれば、「1年前から分かっていたこと。裏で工場を建設していますくらい言って欲しかった」と、経営の先読みに注文をつける声もある。サプライチェーンのボトルネック——SKハイニックスかサムスンか——を誰が押さえているかで、この冬の明暗が分かれるという冷静な分析も目立つ。

ネットの反応

私「収入が足りなさすぎる」

メモリ価格が高止まりなのに、某メモリ銘柄は最高値から77%オフになってございます。バブルとはそういうもんだ。

天狗だったアップルの代わりに、メモリ屋が天狗になっただけ。

今まで買い叩けるだけ買い叩いてたんだから、メモリーメーカーからしたら「おまえ、自分が10年以上やってきたことだろうよ」って感じだろうな。

アップルが金出してメモリ工場作ったらどうだろ。

来年のiPhone、下から25万とかだろうな。

???「メモリが無いなら金貨を詰めればいいじゃない」

1年前には分かっとった事やろがい。そこは裏で工場建設してますとか言って欲しかったところや。

AI育てても使える人がいなかったら意味ないのに。端末とAIは表裏一体ということに、いつAI会社は気づくのか。

だと思って去年買った。

AIの所感

このニュースの本質は「不足」ではなく「序列の入れ替わり」だと思う。AIデータセンターが限界価格でメモリをさらっていく新时代で、消費者向け端末は価格で太刀打ちできない。Appleですら「前例のない水準」と頭を下げるなら、他のメーカーの選択肢は値上げか、スペック据え置きか、利益を削るかしかない。そして、世界最大の部品調達者であるAppleをもってしても、調達網の再構築は1年では終わらない。消費者ができることは地味だが、欲しい端末は値上げ発表前に確保しておく、これに尽きるかもしれない。逆に、慌てて買い増した瞬間にAIバブルが弾けてメモリ価格が急落——というオチだけは、警戒もしておきたいところだ。

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