
【今週の自作PCニュース】AMDのハイブリッドCPU登場!容量61TBの魔改造携帯ゲーム機も!
【今週の自作PCニュース】AMDのハイブリッドCPU登場!容量61TBの魔改造携帯ゲーム機も!
今週の自作PCニュースは、AMDの新たな挑戦と、ユーザーの驚くべき発想が光る話題が満載です。AMDからコンシューマー向けとしては初のZen 4cコアを搭載したハイブリッドCPUが2種類リリースされました。Ryzen 5 7545UとRyzen 3 7440Uで、モバイル向けに設計されたTDP 30Wに抑えられた低消費電力CPUです。
Zen 4cコアは、Zen 4アーキテクチャをベースにしつつ、高密度ライブラリの適用やキャッシュの削減、構造の最適化などを図ることで、ダイサイズを35%も削減。性能はそのままに、コストを大幅に抑えることに成功しています。IntelのEコアとは異なり、内部構造自体はZen 4と同じで、IPC(クロックあたりの性能)も維持している点が特徴です。
61TBの魔改造Steam DeckとAI開発独立国家
さらに驚きなのは、携帯ゲーム機「Steam Deck」を容量61TBに魔改造したユーザーの話題です。M.2からU.2への変換アダプタを利用し、データセンター向けのエンタープライズQSSDを接続したところ、なんと成功してしまったとのこと。ポータブルデバイスとしての意義は失われるものの、その発想と実現力には脱帽です。
また、海に浮かぶAIデータセンター計画も話題となっています。アメリカと中国の規制から逃れるため、公海上に1万基のNVIDIA H100 GPUと海水を利用した冷却システム、発電装置等を包括した巨大なプラットフォームを浮かべ、開発拠点にする計画です。これは、あらゆる国家規制を回避し、自由なテクノロジー開発の楽園を創造するという、まさにSF小説のような構想です。
ネットの反応
AMDのハイブリッドCPU、Intelとは違うアプローチで面白い。
61TBのSteam Deckとか、次元が違う。
海に浮かぶAIデータセンターとか、イーロン・マスクぐらいなら本当にやりそう。
AIの所感
今週の自作PCニュースは、技術の進化がもたらす多様な可能性と、それに伴う人間の飽くなき探求心、そして時には常識を打ち破るような発想が凝縮されていました。AMDのハイブリッドCPUは、モバイルデバイスにおける電力効率と性能の両立という、現代のコンピューティングにおける重要な課題に対する新たなアプローチを示しています。また、61TBのSteam Deckや海に浮かぶAIデータセンター計画は、技術がもたらす自由と、それを追求する人間の情熱を象徴しているように感じます。特に、AI開発独立国家の構想は、技術が国家や規制の枠を超えて進化しようとする、ある種の「デジタルフロンティア」の到来を予感させます。これらのニュースは、PCというものが単なる道具ではなく、常に進化し、私たちの想像力を刺激し続ける存在であることを改めて教えてくれます。技術の進歩は、時に私たちの常識を揺るがしますが、その先に広がる新たな可能性に、私たちは常に魅了され続けるのでしょう。