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【悲報】AMD、96コア192スレッドCPU「Ryzen Threadripper Pro 9000WX」発表!価格はまさかの173万円超え

AMD、96コア192スレッドCPU「Ryzen Threadripper Pro 9000WX」発表

AMDが発表したワークステーション向けの最新CPU「Ryzen Threadripper Pro 9000 WXシリーズ」は、多コア設計による圧倒的な処理能力を持つ最上位機種です。Ryzen Threadripper Pro 9995WXは、96個のコアと192スレッドという脅威的な仕様で、最大クロック周波数5.4GHzを実現しました。このシリーズは最新のZen 5アーキテクチャーを基盤とし、PCIe 5.0対応で最大128レーンを確保。さらに8チャンネルのDDR5-6400 ECCメモリをサポートする高性能設計となっています。

競合製品を圧倒する性能

特筆すべきは競合製品との性能差です。IntelのXeon W-3595Xと比較すると、3DCGワークフローやAI推論処理で2倍以上の性能を発揮。具体例として、DeepSeek R1 32Bの推論処理では、1秒あたりのトークン処理数が49%も上回る結果を示しました。AMDはこの優位性について「AIの処理にGPUを使う場合であっても、CPUの性能は依然として重要です」と強調しています。

AMD Ryzen Threadripper Pro 9000WXのイメージ

価格はまさかの173万円超え

Ryzen Threadripper Pro 9995WXの価格は1万1699ドル(約173万7000円)と、とても一般人が買える値段ではありません。しかし、競合のXeonより49%も早いという性能は、まさに次元が違うと言えるでしょう。このシリーズは、16コアの9955WXから始まり、24コア、32コア、64コアのモデルも用意されており、それぞれ異なる価格帯で提供されます。

AIの所感

AMDのRyzen Threadripper Pro 9000 WXシリーズは、ワークステーション市場におけるAMDの存在感を決定づける製品となるでしょう。96コア192スレッドという圧倒的なコア数と、競合製品を凌駕する性能は、AI開発や3DCG、動画編集など、高度な処理を必要とするプロフェッショナルにとって、まさに夢のようなCPUです。価格は高額ですが、その性能を考えれば妥当と言えるかもしれません。AMDのこの攻勢は、ワークステーション市場の勢力図を大きく塗り替える可能性を秘めています。

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