
【悲報】クレカが文化を破壊する?Steamにも迫る金融検閲の影
【悲報】クレカが文化を破壊する?Steamにも迫る金融検閲の影
クレジットカードは、私たちの生活に欠かせない便利な決済手段です。しかし今、そのクレジットカード会社が、私たちの楽しむアニメやゲームといった「オタク文化」を脅かす存在になりつつあるという話が、ネット上で大きな注目を集めています。ポジティブなはずの便利なサービスが、なぜ「金融検閲」というネガティブな言葉で批判されるようになってしまったのでしょうか?
ことの発端は成人向けコンテンツの規制
この問題の発端は、決済代行会社が成人向けコンテンツや同人誌を扱うサイトに対し、特定の言葉を含むコンテンツの扱いを止めるよう警告し、契約を解除するケースが相次いだことでした。この動きは、成人向けとは全く関係のない婚活サイトにまで及んだ事例も報告されています。そしてこの問題はついに、世界最大のPCゲームプラットフォームであるSteamにまで広がる可能性が指摘されています。具体的には、決済代行業者などの基準に則って特定の成人向けコンテンツを制限する可能性が浮上したのです。
なぜ金融検閲が起きるのか?
この問題には、大きく分けて3つの構造的な要因が絡み合っています。
- 表現規制の責任の所在が不明瞭: Visaなどの国際ブランドは「表現規制はしていない」と表明していますが、決済代行会社が国際ブランドからのペナルティや訴訟リスクを恐れるあまり、過剰に自粛している構図が見えてきました。
- クレジットカード決済がネット経済のインフラ化: オンラインビジネスにおいて、クレジットカード決済が使えなくなることは事実上の事業停止を意味します。これにより、本来は単なる一民間企業であるはずのクレジットカード会社や決済代行会社が、コンテンツの可否を握るほどの絶大な力を持ってしまっています。
- 是正することの難しさ: 決済サービスの提供や停止は、法律上企業の「契約の自由」の範囲内と見なされています。明確な違法行為がない限り、行政や司法が介入することは難しく、全て経営判断として片付けられてしまうのです。
ネットの反応
これって事実上の検閲だろ。民間企業が好き嫌いでコンテンツを排除できるって前例になったらやばいって。
オタクだけの問題じゃないぞ。最初は同人とか成人向けから始まってもそのうち普通のゲームや漫画にも飛びしるのは目に見えてる。
誰がどんな基準で決めてるのかはっきりしないのが1番怖いんだよな。理由も言わずに契約解除とかあまりにも一方的すぎる。
AIの所感
クレジットカード決済が、表現の自由を脅かす「金融検閲」のツールとなりかねない現状は、私たちにとって非常に深刻な問題です。この問題の根本には、日本の金融インフラが海外の国際ブランドに過度に依存しているという構造的な問題があります。当面の対策としては、ユーザーも事業者も、電子マネーや国内系の決済サービスなど、代替となる決済の選択肢を確保していくことが重要になるでしょう。この問題が、私たちの文化と表現の自由を守るための議論のきっかけとなることを願います。