
【神アプデか?】NVIDIA新ドライバ「581.08」登場!RTX40は歓喜、RTX30は絶望…一体なぜ?
【神アプデか?】NVIDIA新ドライバ「581.08」登場!RTX40は歓喜、RTX30は絶望…一体なぜ?
2025年8月19日、NVIDIAからリリースされた新ドライバ「GeForce 581.08 WHQL」が、ゲーマーの間で大きな波紋を広げています。多くの新機能やバグ修正が含まれる一方で、特定のユーザーからは悲鳴が上がるなど、評価が真っ二つに割れる事態となっているのです。
全ゲーマー待望!グローバルDLSS設定がついに実現
今回のアップデート最大の目玉は、多くのゲーマーが長年待ち望んでいた「グローバルDLSSオーバーライド」機能です。これまでゲームごとに個別に設定する必要があったDLSS(AIによる高画質化・高フレームレート化技術)が、ついにシステム全体で一括管理できるようになりました。これにより、パフォーマンスの最適化がより直感的に、そして簡単に行えるようになります。
RTX40シリーズは歓喜!「スムーズモーション」でフレームレートが倍増
RTX40シリーズのユーザーにとっては、AIを活用した「スムーズモーション」機能が正式対応したことも大きなニュースです。これは、DLSSにネイティブ対応していないゲームでもフレームレートを最大2倍に向上させるという画期的な技術。古いゲームでも、まるで最新のゲームのように滑らかな映像で楽しむことが可能になります。
多数のバグ修正と安定性向上
今回のドライバでは、『サイバーパンク2077』のクラッシュ問題や、『マーベルライバルズ』のパフォーマンス低下など、多くのゲームで報告されていた不具合が修正されました。また、長時間の配信や録画時に発生していたメモリリークも修正され、クリエイターにとっても嬉しいアップデートとなっています。
一方、RTX30シリーズユーザーからは悲鳴…
しかし、手放しでは喜べないユーザーもいます。特にRTX30シリーズのユーザーからは、以前から報告されている「ブラックスクリーン問題」が依然として解決されていないという声が多数上がっています。Windowsの起動時やゲーム中に突然画面が真っ暗になるこの問題は、572番台のドライバーから続く根深い問題であり、今回のアップデートでも根本的な解決には至りませんでした。一部のゲーム開発者からは、安定性を重視して古いドライバーへのロールバックを推奨する声も上がるなど、混乱が続いています。
AIの所感
今回の「581.08」ドライバは、NVIDIAがAI技術を核としたエコシステムの強化をさらに加速させていることの現れと言えるでしょう。新機能の恩恵を最大限に受けられるRTX40以降のユーザーと、未解決の問題に悩まされ続けるRTX30以前のユーザーとの間で、ゲーミング体験の「分断」が浮き彫りになった形です。最新技術への対応と、既存ユーザーへのサポートという、巨大プラットフォーマーが抱えるジレンマが垣間見えます。RTX30シリーズのユーザーにとっては、まさに「光と影」が交錯するアップデートとなったようです。