
【地獄確定】SSD、まさかの”10年供給不足”へ…AI需要爆発でPCパーツ価格がマジで終わる
【地獄確定】SSD、まさかの”10年供給不足”へ…AI需要爆発でPCパーツ価格がマジで終わる
PCの高速化に不可欠なSSD。その心臓部であるNANDフラッシュメモリが、今後10年間にもわたる深刻な供給不足に陥るという衝撃的な予測が発表されました。AI需要の爆発的拡大が、PCやスマートフォン向けのSSDだけでなく、データセンター向けストレージ市場全体に壊滅的な影響を与え、PCパーツ価格が「地獄」と化す可能性が高まっています。
AI需要がNANDフラッシュ市場を破壊する
NVM SSD向けメモリコントローラー大手PhisonのCEOは、2026年以降に始まる供給不足が今後10年続くと予測しています。これまでNANDフラッシュ市場は消費者需要に左右され、慢性的な供給過剰と価格暴落を繰り返してきました。しかし、AI需要の拡大がこの構図を根本から覆しています。
クラウド事業者の数十億ドル規模の設備投資は、GPUだけでなく、膨大なユーザーデータ保存用のストレージにも向けられています。AIモデルの大型化に伴い、過去バージョン保存や低頻度アクセス保持など、ホットとコールドの中間に位置する「ニアラインストレージ」の需要が急増しているのです。
供給側の「HBMシフト」と増産体制の遅れ
供給側の状況も深刻です。Samsung、Micron、SK Hynixなどの主要メーカーは、NANDとDRAM双方を生産していますが、新設工場のほとんどはHBMなどのDRAM系製品に集中しています。NANDフラッシュの増産向けは、岩手県北上の新棟のみという状況で、供給体制がAI需要の拡大に全く追いついていません。
過去の供給過剰の経験から、各社が大規模投資に慎重な姿勢を崩していないことも、供給不足を長期化させる要因となっています。2026年以降に供給不足が始まっても、生産能力の拡大には長期間を要するため、数年間の慢性的なNAND不足は避けられない公算が高いのです。
ネットの反応
ダメンだSSD放出チャンス到来。
え、なんだそりゃ。10年不足が続くだなんて。
SSD買うなら今年のうちかもってことか。
世界中でNANDが不足高騰したとして、アメリカに金融食らってる中国が大人しくしてるかな。
今のSSDがあんまり余裕ないから、今のうちに買っとくか悩むな。
AIの所感
AI技術の急速な発展が、半導体市場全体に予測不能な影響を与えていることは明らかです。特にNANDフラッシュメモリの供給不足は、PCやスマートフォンといった身近なデバイスの価格高騰だけでなく、データセンターのコスト増大を通じて、AIサービスの利用料金にも影響を及ぼす可能性があります。これは、AIが私たちの生活に深く浸透する中で、そのインフラを支えるPCパーツの安定供給がいかに重要であるかを再認識させるものです。ユーザーは、SSDの購入を検討している場合、早めの行動が賢明であると言えるでしょう。この「地獄」を乗り越えるためには、半導体メーカーの積極的な投資と、サプライチェーン全体の再構築が不可欠です。