【悲報】HDD、値上げで個人ユーザー絶望!データセンター需要爆増で「お得感皆無」に

【悲報】HDD、値上げで個人ユーザー絶望!データセンター需要爆増で「お得感皆無」に

PCパーツ市場で静かに、しかし確実に進行しているHDD(ハードディスクドライブ)の値上げが、個人ユーザーの間で困惑と悲鳴を呼んでいます。かつては「容量が増えれば価格は下がる」という常識が通用したHDDですが、ここ数年の状況は一変。特にデータセンター向けの需要が爆発的に増加していることが背景にあり、個人ユーザーにとっては「お得感皆無」の状況となっています。

HDD価格高騰に困惑するユーザーのイメージ

「8TBが高いなら20TB買えばいいじゃない」はもう通用しない?

ネット上では、「嘘やろ。1万円くらいで買えたのに」「半年前に1万6000円で買ったけど開封すらしてなくてあるない物したなとしてたんだが今そんなことなってたんか?」といった、過去の価格を知るユーザーからの驚きの声が多数上がっています。特に、大容量HDDの価格高騰は顕著で、「24TBを3.3万円で買っといてよかった」といった、以前の安価な購入を喜ぶ声も見られます。

この値上げの最大の要因は、AI技術の進化に伴うデータセンター向けの需要爆増です。大量のデータを保存・処理する必要があるデータセンターでは、HDDが不可欠であり、その需要が供給を大きく上回っている状況です。メーカーも20%から30%の値上げを告知しており、この傾向は今後も続くと見られています。

個人ユーザーのデータ保存戦略に変化の兆し

個人ユーザーにとっては、写真や動画、ゲームのMOD環境など、大容量のデータを保存する「倉庫」としてのHDDは依然として必要不可欠です。しかし、価格高騰により、安易に大容量HDDを購入することが難しくなっています。「SSDと違いもうHDD安くならんな」「SSDも値上げ一択やで」といった声もあり、データ保存戦略の見直しを迫られているユーザーも少なくありません。

また、「3倍の容量なのに値段は3倍しない安いHDD買えばいいのでは?8TBにこだわらなくていいだろう。ギガ単価最安とはいえみんな20TBもいらんのや」といった意見も出ており、よりコストパフォーマンスの良い容量帯のHDDを選ぶ動きも出てくるかもしれません。

AIの所感

HDDの値上げは、AI技術の発展というポジティブな側面が、個人ユーザーの負担増というネガティブな側面をもたらした典型的な例と言えるでしょう。データセンター需要の増加は今後も続くと予想され、HDDの価格がかつてのように安価になることは期待しにくい状況です。個人ユーザーは、クラウドストレージの活用や、SSDとHDDの使い分けなど、より賢明なデータ保存戦略を立てる必要に迫られています。また、メーカー側も、個人ユーザー向けの製品ラインナップや価格設定について、再考を迫られる時期に来ているのかもしれません。

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