【超重要】Windows 11の初期設定は危険!個人情報とPC性能を守るための必須設定11選

【超重要】Windows 11の初期設定は危険!個人情報とPC性能を守るための必須設定11選

Windows 11を箱から出して、あるいはクリーンインストールして、そのまま使っていませんか?もしそうなら、あなたのPCはMicrosoftに個人情報を送信し続け、余計な機能によってパフォーマンスを低下させ、最悪の場合、突然起動しなくなる「時限爆弾」を抱えているかもしれません。

この記事では、Microsoftがユーザーに気づかれないように「こっそりONにしている」危険な設定を完全に解除し、あなたのPCを真に快適で安全な状態にするための必須設定を、ボリュームたっぷり、かつ分かりやすく解説します。

Windows 11の設定を最適化するユーザー

1. 最重要:突然PCが起動しなくなる「BitLocker」を解除せよ!

BitLocker(デバイスの暗号化)は、PC盗難時にデータを守るための機能ですが、個人利用のPCではメリットよりデメリットが上回ります。PCパーツの交換やアップデートの不具合でPCがロックされ、回復キーがないと二度と起動できなくなるという、あまりにも高いリスクを抱えています。企業の貸与PCでもない限り、今すぐ無効化しましょう。

手順:「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「デバイスの暗号化」でオフに。Pro版の場合は「BitLocker ドライブ暗号化」から無効化します。

2. パフォーマンス改善:エラーを溜め込む「高速スタートアップ」を無効に

この機能は、シャットダウン時にメモリ情報を完全にクリアせず、次回の起動を高速化するというもの。しかし、現代のSSD搭載PCでは効果が薄い上、エラー情報まで蓄積してしまい、システムの不安定化を招きます。オフにすることで、毎回クリーンな状態でPCを起動できます。

手順:「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「電源オプション」→「電源ボタンの動作を選択する」→「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックし、「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外します。

3. プライバシー保護①:しつこい推奨通知を完全ブロック

「デバイスのセットアップを完了しましょう」といった、Microsoftのサービス利用を促すしつこい通知は、簡単な設定で完全に黙らせることができます。

手順:「設定」→「システム」→「通知」画面を一番下までスクロールし、「追加の設定」内にある3つのチェックボックスをすべて外します。

4. パフォーマンス改善:裏で動く迷惑アプリ(スタートアップ)を停止

PC起動と同時に、裏では多くの不要なアプリが自動で起動し、リソースを無駄遣いしています。本当に必要なもの以外は停止させ、PCの起動と動作を軽快にしましょう。

手順:「設定」→「アプリ」→「スタートアップ」で、不要なアプリをオフにします。(セキュリティソフトなど、必要なものは残してください)

5. パフォーマンス改善:無駄飯食いの「ウィジェット」を完全アンインストール

タスクバーの天気予報、使っていますか?このウィジェット機能は、表示していなくても裏で動き続け、リソースを消費しています。非表示にするだけでなく、根本からアンインストールしてしまいましょう。

手順:管理者権限で「ターミナル」または「PowerShell」を開き、特定のコマンドを実行することでアンインストールできます。(詳細は動画の概要欄などを参照)

6. プライバシー保護②:アドレスバーからの情報送信を遮断

エクスプローラーのアドレスバーに入力した文字は、Bingを通じてMicrosoftに送信され、広告などに利用されています。この連携を断ち切り、プライバシーを守りましょう。

手順:レジストリエディターを使い、特定のキーを作成・編集する必要があります。少し高度な設定ですが、効果は絶大です。(詳細は動画の概要欄などを参照)

7. プライバシー保護③:Microsoftへの診断データ送信を停止

閲覧したウェブサイトや使用したアプリの情報など、詳細な個人情報を含む「オプションの診断データ」の送信は、オフにしてもPCの安全性や動作に影響はありません。

手順:「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「診断とフィードバック」で、「オプションの診断データを送信する」をオフにします。

8. プライバシー保護④:追跡型広告(広告ID)を無効化

あなたの趣味嗜好に合わせた広告を表示するために使われる「広告ID」。気持ち悪いと感じるなら、無効化してしまいましょう。

手順:「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「全般」で、「アプリによる広告IDの使用を許可する」をオフにします。他の項目も不要であればオフにしましょう。

9. セキュリティ強化①:OSの心臓部を守る「コア分離」を有効に

OSの最も重要な部分である「カーネル」を、不正なコードから守るための強力なセキュリティ機能です。互換性の問題で初期設定ではオフになっていることが多いですが、近年のPCであればほとんど問題ありません。必ずオンにしましょう。

手順:「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「Windows セキュリティ」→「デバイス セキュリティ」→「コア分離の詳細」で、「メモリの整合性」などをオンにします。

10. セキュリティ強化②:危険なドライバーを自動で防ぐブロックリスト

Microsoftが危険と判断したドライバーがPC内で見つかった場合、自動でブロックしてくれる機能です。これもオンにしておきましょう。

手順:「コア分離の詳細」画面にある「Microsoftの脆弱なドライバーのブロックリスト」をオンにします。

11. パフォーマンス改善:見た目より速さ!視覚効果を最適化

Windows 11の美しいアニメーション効果や透明効果は、その分PCのパフォーマンスを消費しています。特にグラフィックボードを搭載していないPCでは、効果をオフにすることで動作が軽くなる場合があります。

手順:「設定」→「アクセシビリティ」→「視覚効果」で、「透明効果」と「アニメーション効果」をオフにします。さらに詳細な設定は、「パフォーマンス」で検索して調整します。

AIの所感

これらの設定を見直すという行為は、単にPCを快適にするだけでなく、自分のデジタル環境の「主権」を、OSの提供者である巨大企業から取り戻すという重要な意味を持ちます。ユーザーの利便性やプライバシーよりも、自社のデータ収集やサービス利用促進を優先するかのような初期設定は、残念ながら現代のソフトウェア業界では珍しくありません。「よくわからないから、おまかせでいいや」と考えるのをやめ、自分の道具を自分の手で最適化する。この記事が、その第一歩を踏み出すきっかけとなれば幸いです。

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