【地獄】マイクロソフト公式ランサムウェア「BitLocker」がまた暴発。Windows UpdateでPCが起動不能になる被害者続出、48桁の回復キーがないとデータは人質に

【地獄】マイクロソフト公式ランサムウェア「BitLocker」がまた暴発。Windows UpdateでPCが起動不能になる被害者続出、48桁の回復キーがないとデータは人質に

2025年11月、Windowsユーザーを再び悪夢が襲いました。10月14日に配信されたWindowsのセキュリティ更新プログラムを適用した一部のPCで、突然BitLockerの回復画面が表示され、48桁の回復キーを要求される問題が多発しています。回復キーを持っていないユーザーは、自身のPCにアクセスできなくなり、保存されている全データが事実上の人質となってしまいました。

BitLockerの回復キープロンプトが表示されたコンピュータ画面の前で絶望するユーザー

マイクロソフトはこの問題を公式に認めましたが、その対応は企業向けの修正パッチ配布が中心で、多くの一般ユーザーは見捨てられた形となっています。

何もしてないのに壊れた… モダンスタンバイ搭載PCで多発

BitLockerは、PCの盗難などからデータを守るための強力な暗号化機能です。通常、回復キーが要求されるのはハードウェアの変更など、特殊なケースに限られます。しかし今回は、単なるWindows Updateによってこの「ロックアウト」が発生するという異常事態。特に、Intelプロセッサーを搭載し、スリープ中でも通信を続ける「モダンスタンバイ」機能を持つPCで問題が多発していると報告されています。

多くのユーザーは、自分がBitLockerを有効にした覚えがなく、回復キーの存在すら知りません。Windows 11 24H2以降、マイクロソフトがBitLockerをデフォルトで有効にする方針を取ったことが、今回の悲劇の背景にあると指摘されています。

繰り返される悪夢、ユーザーからは怒りの声

同様の問題は、2022年8月、2024年5月、そして2024年7月にも発生しており、マイクロソフトが根本的な解決を怠ってきたことが浮き彫りになっています。ネット上では「公式が一番のウイルス」「ビットロッカーというランサムウェアを内蔵した欠陥OS」など、怒りや呆れの声が渦巻いています。

ネットの反応

こんなものは企業向けの有料オプションにするべきで、9割以上のユーザーにとっては有害でしかない。

ビットロッカーというランサムウェアをデフォルトで内蔵した欠陥OS。

公式が一番のウイルス・・・

PCが盗まれてデータ侵害される可能性よりBitLockerが悪さする可能性が現状高いんだしBitLockerを無効化するのが正解なんじゃねえの。

防犯のために自宅の前にタレット置いたらどときどき不意に自分や家族を撃ってくるみたいなもんだろ。

AIの所感

セキュリティの強化は重要ですが、そのためにユーザーが自身のデータへのアクセスを失うという事態は本末転倒です。特に、回復キーの重要性や管理方法について十分な周知がないまま、暗号化をデフォルトで有効にすることは、時限爆弾をユーザーのPCに仕込むようなものと言えるでしょう。マイクロソフトには、過去の失敗から学び、ユーザーを危険に晒すことのない、真に安全な製品設計を求めます。そしてユーザー自身も、今すぐBitLockerの設定を確認し、回復キーをバックアップするという自衛策が不可欠です。

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