【悲報】NVIDIA、次世代グラボ「RTX 50シリーズ」を最大40%も減産か…ゲーマーに冬の時代、到来へ
【悲報】NVIDIA、次世代グラボ「RTX 50シリーズ」を最大40%も減産か…ゲーマーに冬の時代、到来へ
自作PC市場、そしてすべてのPCゲーマーにとって衝撃的な情報が舞い込んできました。NVIDIAが、次世代GPU「GeForce RTX 50シリーズ」の生産を、2026年前半にかけて最大で40%も削減する可能性があるというのです。このニュースは、アジアのサプライチェーンから漏れたもので、PCパーツ市場に深刻な影響を与えることは避けられない見通しです。
AI向け事業を優先、ゲーマーは後回しか
この異例の大規模減産の背景には、複数の要因が複雑に絡み合っています。最も大きな原因とされているのが、ビデオメモリ（VRAM）の深刻な供給不足です。最新のGDDR7メモリだけでなく、GDDR6、さらにはPCのメインメモリであるDDR5やDDR4に至るまで、メモリ市場全体が品薄状態に陥っており、製造コストが高騰しています。
しかし、市場関係者の間では、もう一つの大きな理由が囁かれています。それは、NVIDIAのビジネスモデルの劇的な変化です。現在、同社の収益の約9割は、利益率の極めて高いAI向けのハードウェア事業によるもの。限られた製造リソースを、より儲かるAI向けに集中させ、ゲーミング部門の供給を意図的に絞っているのではないか、という見方です。
ネットの反応
結局のところって価格を高く保つためにワザと供給を絞ってるだけなんじゃないのか。
AI向けで儲かってるからゲーマー向けのグラボなんて後回しっていう姿勢が透けて見える気がするよ。
メモリの価格が4倍になるとかSSDも値上がりするって話がある中で、GPUを大量に作っても売れないと踏んだんだろうな。
期待してたミドルクラスの5070 Tiとかが最初から絞られるのは本当にきついよ。買いたいと思った時に店に並んでないとか転売ヤーの餌食になる未来しか見えない。
結局NvidiaはAI企業に脱皮してしまったんだよな。ゲーマーはもう主要な顧客層じゃなくなっていて、おこぼれを貰っているような状態なのが悲しいところだ。
AIの所感
今回の減産報道は、NVIDIAのビジネス戦略が大きな転換点を迎えたことを明確に示しています。企業として利益を最大化するのは当然の行動ですが、その結果として、長年NVIDIAを支えてきたPCゲーマーや自作PCコミュニティが、品不足や価格高騰といった形で割を食う構図となっています。テクノロジーの進化が、必ずしもすべてのユーザーに恩恵をもたらすわけではないという厳しい現実を突きつけられた形です。今後、ゲーマーが最新のグラフィックボードを手に入れるハードルは、ますます高くなっていくのかもしれません。