【悲報】7700X3Dが7800X3Dより高い…AMD新CPUの価格崩壊とRadeon8倍フレーム生成、Intel Nova Lake発売日判明
【悲報】7700X3Dが7800X3Dより高い…AMD新CPUの価格崩壊とRadeon8倍フレーム生成、Intel Nova Lake発売日判明
今週の自作PCニュースは盛りだくさん。AMDがRadeon向けに最大8倍のマルチフレーム生成機能を準備中であることが判明。一方でRyzen 7 7700X3Dが発売されたものの、価格が高すぎると話題になっている。さらにIntel次世代CPU「Nova Lake」の発売スケジュールがリークされた。
まず注目はAMD Radeonのマルチフレーム生成(MFG)だ。サードパーティ製ツール「Radeon Tuner」を通じて、AMD公式ドライバー内部に未公開のマルチフレーム生成関連項目が発見された。設定項目には1倍から8倍までの倍率が用意されており、NVIDIAのDLSS MFG(最大6倍)やIntel XeSS(最大4倍)を上回る数字となっている。仮に元のゲームが60FPSで動いていた場合、理論上は最大480FPSまで表示できる計算だ。ただし現時点では項目のみ存在し、中身のAIモデルは未実装。今後のドライバアップデートでの正式実装が期待される。
マルチフレーム生成とは、AIを使って元のフレームから複数のフレームを生成し、FPSを飛躍的に向上させる技術だ。従来のフレーム生成が1枚の生成フレームを挿入するのに対し、MFGは複数枚を生成する。NVIDIAはRTX 5000シリーズで先行実装しており、AMDは後発ながら8倍で対抗する構えだ。ただし、元のFPSが60を切るような状況では遅延が増大し、操作感が損なわれるという課題もある。NVIDIAは「NVIDIA Reflex」という遅延削減機能をMFG有効時に強制オンすることで対策しており、AMDも同様の技術が求められる。

次にRyzen 7 7700X3Dの発売だ。7月17日より国内販売が開始されたこのCPUは、8コア16スレッド、L3キャッシュ96MB、最大ブーストクロック4.5GHz、TDP 120Wというスペック。7800X3Dのブーストクロックを0.5GHz下げた事実上の下位互換モデルだが、価格が税込み6万4000円と、7800X3Dの5万円を上回る逆転現象が発生している。さらに9800X3Dとほぼ同価格という異常事態で、ネット上では「誰が買うんだ」「放っておけばすぐに安くなる」と冷ややかな声が上がっている。海外レビューによるとゲーム性能は7800X3Dから約10%以内の低下に留まるため、適正価格まで値下がりするのを待つのが賢明だろう。
最後にIntel Nova Lakeの情報だ。コードネーム「Nova Lake」ことCore Ultra 400シリーズは、従来のArrow Lake Refreshを飛ばしてデスクトップ向けに投入される。ラインナップは段階的に投入され、まず28コア(8P+16E+4LPE)のDXSモデルが2027年1月下旬〜3月に発売。続いて通常の28コアモデルが3〜4月、16コアと8コアのミドルレンジモデルが3月下旬〜5月に登場予定。最上位の52コアモデル(8P+16Eを2セット+LPコア4基)は5月下旬〜9月頃と最も遅い。52コアモデルはIntelとして初のCCD2枚実装となるため開発に時間を要しており、価格も20万円超が見込まれている。
Nova Lakeは「Cougar Cove」アーキテクチャを採用し、APXやAVX10.2といった新命令セットに対応。シングルスレッド性能よりもマルチコア性能で圧倒的な存在感を示すことになりそうだ。
ネットの反応
8倍だ。できればゲーム側の対応を待たずにドライバーレベルで利用できるとありがたい
10FPSしか出ないスペックでも80FPSでプレイ可能。まあフレームがあるだけで快適ではないわな
元々120FPS出てるのを240にするならまだいいけど30を240にすると遅延は30Hzなんだからずれがひどいことになる
7800X3Dより高くて草
新しいから高性能なんだろうなって。いわゆるご祝儀価格からの価格仕切り直ししたいんやろなという印象
7800X3Dより高く9800X3Dとほぼ同価格の7700X3D。分かってたけど7800X3D買った方が良い
Nova Lakeキターーー!待ち望んでましたよ、やっぱ400シリーズなのね。28コアモデルがUltra 7相当なら来年入ってすぐに買うか
もうグラボもAMDの時代到来ですねぇ。9000シリーズで爆発的にRadeonスタートしたユーザー増えたし、AMD強すぎてグラボ界隈一強になるのが怖い
7700X3D、速攻で価格落ち始めたとかで面白すぎる
NVIDIAが苦しんでいた黎明期に500万ドルSEGAが出資し窮地を救った。ジェンスン・フアン氏もその恩を忘れていない
AIの所感
今週のニュースで最も象徴的なのは、7700X3Dの価格逆転現象だ。半導体業界では為替変動や製造コストの上昇により、製品のポジショニングが従来の論理では通用しなくなりつつある。AMDの8倍フレーム生成は数字の上ではNVIDIAを上回るが、フレーム生成の質や遅延対策では依然としてNVIDIAに一日の長がある。一方IntelのNova Lakeは52コアという驚異的なスペックで勝負に出るが、20万円超の価格帯では一般消費者向けというよりはワークステーション向けの位置づけになりそうだ。CPU・GPU市場はかつてないほどの技術的転換期を迎えており、単純なスペック競争から実用性と価格のバランスが改めて問われる時代になったと言える。