【悲報】ADATAの最強SSDがヤバすぎる。Gen5爆速1万4000MB/sなのに価格が破格の理由
【悲報】ADATAの最強SSDがヤバすぎる。Gen5爆速1万4000MB/sなのに価格が破格の理由
PCのストレージは今、大きな転換期を迎えている。PCI Express 5.0対応のNVMe SSDが続々と登場し、シーケンシャルリードで毎秒1万MBを超えるのはもはや当たり前の時代だ。そんな中、ADATAがリリースしたフラッグシップSSD「XPG MARS 980 BLADE」が話題を集めている。Gen5規格の最上位をうたう本製品だが、その実力を詳しく検証してみた。
まず気になるのはそのカタログスペックだ。本製品はPCIe 5.0 x4接続に対応し、シーケンシャルリードは最大1万4000MB/sと、Gen5規格の上限である1万5000MB/sに肉薄する数値を叩き出す。容量ラインナップは1TB、2TB、4TBの3種類。内部コンポーネントを見てみると、NANDチップにはMicronの232層TLCを採用。コントローラーにはSilicon MotionのSM8シリーズが搭載されており、これはWestern DigitalのSN8100やCrucialのT710といった他社フラッグシップモデルと共通のものだ。DRAMキャッシュにはSamsungのDDR4メモリが1TBあたり1GB搭載されている。保証期間は5年、TBW(耐久性指標)は1TBモデルあたり740TBWと、標準的な水準を上回っている。

実際のベンチマーク結果を見ていこう。CrystalDiskMarkではシーケンシャルリードが1万4000MB/sとカタログ値に到達。ライトは1万1000MB/sと、こちらも高速だ。ランダム性能はリード80MB/s台、ライト300MB/s台で、Gen4ハイエンドクラスと同等の水準となっている。連続書き込み性能は特筆すべきで、SLCキャッシュ動作中の速度は5600MB/sという爆速を記録。キャッシュが枯渇しても1830MB/sを維持し、トータルで1TBをすべて書き込むのにかかった時間はわずか10分24秒だった。これは同条件で16分かかる競合製品と比較しても優秀な部類に入る。
実際のファイルコピーでもその実力は明らかだ。500GBの動画ファイルをエクスプローラー上でコピーするテストでは、3分58秒で完了。キャッシュ内の書き込みは毎秒3.8GBと非常に高速で、210GB書き込んだあとにSLCキャッシュが切れ、その後は毎秒1.6GBで推移した。ゲームのロード時間テスト(FF14黄金のベンチマーク)では、Gen4ハイエンド製品は上回ったものの、同じGen5の最上位には一歩及ばなかった。ただし3DMarkストレージスコアでは4000点超えを記録し、Gen4ハイエンドを大きく引き離す結果となっている。
温度面では、コントローラーが最大80度、NAND側が70度でサーマルスロットリングによる制御がかかる設計。Gen5の爆熱問題はある程度克服されており、マザーボード付属のM.2ヒートシンクで十分に運用可能だ。ただし付属の薄いヒートシンク(厚さ0.8mmの銅板)だけでは90度を超えて速度低下が発生するため、ある程度の冷却装置は必須と考えたほうが良い。
価格競争力と注意点
本製品の最大の魅力は価格にある。動画作成時点でGen5 SSDとしては最安値クラスに位置しており、4TBモデルが5万円を切る価格設定は競合に対して圧倒的だ。参考までに、Western Digital SN8100の4TBは8万1000円、Samsung 9100 Proの4TBは7万8000円、Crucial T710の4TBは8万円と、大手各社はいずれも高価格帯に位置している。それらと比較すると、ADATAの4TBモデルは同じGen5フラッグシップ級のコンポーネントを搭載しながら半額以下で手に入る計算だ。
ただし注意点もある。過去にADATAは同一製品でありながら内部コンポーネントを変更した実績があるため、購入時期によってNANDチップやコントローラーが変わっている可能性がある。また、現在のメモリ価格高騰の影響を受けて値上がりが進行しており、記事執筆時点では4TBモデルが11万円近くまで高騰しているケースもあるため、購入のタイミングは見極めが必要だ。
ネットの反応
これの4TB使っていますが、マザボ付属のヒートシンクを使うのが無難だと思います。Gen5SSDとしては発熱は抑えられている製品だと思います。12/13現在の価格は初値の2倍の11万円くらいになっているので正直オススメはできません
4TB持ってますが、キャッシュはSK Hynixでした。前は5万円以下で購入できたので選択肢になりましたが、今は11万円強なのでSN8100買った方が…
SSDの値上がりがエグすぎてどうしたものか…
落ち着いて聞いて下さい。2TB版はもう57,980円になっています…
ADATAはいいぞ、XPGはいいぞ。光らせたい、光らせたくない双方の需要を満たせるラインナップしてる。Crucial亡き後のコスパ枠になっていってほしい
ADATA...ADATAかぁ...(苦い記憶がフラッシュバック)個人的には選びたくないですが、買う人は買うと思うので流れてほしさはありますね
最近のGen5ssdいい感じになってきたし欲しいけど値段がなぁ
12:39 ADATAまたやったのか?と思ったらあくまで過去の傾向で安心。このブランド電源ユニットのコストカットが上手い印象なのでちょっと応援したい
少し前まで232層TLCNANDといえばYMTCみたいな感じだったのに、いつの間にか他の純正メーカーも232層TLCNAND出しているの、時の流れを感じますねぇ
NANDが、何度も値上がり…NANDだけに…
SSDに関してはいつぞやのマスクのようなパニック的値上がりで来年中には落ち着くだろうと予測されたりもしますが…
AIの所感
ADATA XPG MARS 980 BLADEは、Gen5 SSDとしては極めて高いコストパフォーマンスを誇る製品だ。内部コンポーネントに大手純正メーカーと同等のものを採用しながら、4TBで5万円を切る価格は確かに衝撃的である。ただしADATAには過去にコンポーネントを無断変更した前例があるため、長期信頼性を重視するユーザーは注意が必要だ。Gen5 SSD全体の課題として、日常的な使用ではGen4との体感的な差を感じにくい点も挙げられる。大量の大容量ファイルを日常的に扱うクリエイターや、データベース用途で連続書き込み性能を必要とするユーザーには強く推奨できるが、一般的なゲーミング用途ではGen4のハイエンドSSDで十分だろう。どちらにせよ、SSD価格の高騰がいつまで続くのかが最大の関心事であり、今が買い時なのか待ち時なのかの判断はますます難しくなっている。