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【悲報】安いグラボが1つまた1つと消えていく… GPUの値上げ連鎖が止まらない

【悲報】安いグラボが1つまた1つと消えていく… GPUの"値上げ連鎖"が止まらない

自作PCユーザーにとって、まさに暗いニュースが飛び込んできた。エントリー向けグラフィックスカード(GPU)の入手性が2026年下半期にかけてさらに厳しさを増し、平均販売価格が押し上げられる可能性が高いことが、大手GPUメーカーの決算動向から明らかになったのである。

家電量販店の棚に並ぶゲーミングPC用グラフィックカード。価格タグが上がり、棚に欠品が見えるPCパーツ売り場のイメージ

販売数量18%減も、平均販売価格は11%上昇

問題の中心となっているのは、Palit、Inno3D、Manliといった多数のグラフィックカードブランドを展開する大手メーカー、PCパートナーの動向だ。同社はGPUチップとグラフィックスメモリーの調達制約に苦しんでおり、自社ブランドの販売数量は前年同期比で18.4%も減少した。一方で、平均販売価格は10.7%上昇。さらに6月末時点の仕掛品(在庫として持っている製品)は前年比68.8%にまで減少しており、限られた部材を単価の高い製品へ優先的に回す収益構造が一段と強まっていることが数字からも裏付けられている。

要するに、メーカーは「数を売る」のではなく「高単価で売る」方向へ舵を切っているのであり、そのしわ寄せが最も安価で利益率の低いエントリー帯のグラフィックカードに集中しているのである。

RTX 5060が6万円突破、選べる製品も減少

その影響は国内市場にも確実に表れている。SNSや価格比較サイトの情報をまとめると、GeForce RTX 5060 8GBの国内最安値は今や6万2980円となり、わずか30日間で17.1%も上昇した。さらに価格帯にラインナップされていた製品数も、90日前の27製品から21製品へと減少。安価な選択肢が着実に姿を消しつつある。

もっとも、すべてのグラフィックカードが同時に消滅するわけではなく、またRTX 5050の生産終了が正式発表されたわけでもない。実際の状況は「グラボが完全に消える」のではなく、安価なグラフィックカードという属性がまず細っていく、というのが正確な見立てだろう。それでも、特に予算を決めて自作PCを組もうとしている層にとって、これは看過できない事態だ。

半導体高騰の余波、中古市場にも波及か

今回の値上がりと品ぞろえの縮小の背景には、AI需要によるGPU・メモリーの逼迫があると言われている。グラフィックスメモリーの価格高騰は、もともと安価だったエントリー向け製品にも直撃している。また、新品の選択肢が減れば、中古グラフィックカード市場の価格まで連動して上昇する可能性が指摘されており、予算重視のユーザーにとっては追い打ちとなるだろう。

一方で「10年前に組んだPCでまだ粘っている」「ゲームをやらなくなったので次はIntel Arcを検討する」といった声もあり、ユーザーごとに最適解は変わってくる。これから自作PCデビューを考えている人は、価格の落ち着きを見極めてからこそ、しっかりとプランを練る時期なのかもしれない。

ネットの反応

なんかすっごい時代になっちゃったね。2年前には想像すらできなかった

諭吉の1枚や2枚もあればそこそこ良いのが買えた頃が懐かしい

PCを買う人が減れば本末転倒なのでは

市場を荒れ地に変えた死神AI

AIが流行るほどPCは細っていくんだろうかね。全部AIが持って行って、操作用の端末さえあればいいみたいな

自作PC市場の売上高は、昨年比でマイナス45%の激減

10年前に組んだPCで粘ってるけど、もう買い替えタイミングすっかり逃しちゃったな

ゲームやらなくなったし、次はIntel Arc買うかな

金額によって、PCとゲーム機の棲み分けが進むのかな

今後PCはAPUが中心になるのかな

これからはAPUなど内蔵グラフィックで動くゲームが流行る。でもほんとそんな事になりそうな状況で、中古グラボも値上がりするな

去年の11月、新しいGPU買ったけど、あの時買わなかったら終わってたわ

グラボ・メモリ高騰、販売店縮小の後にAIを降りた企業のデータセンターが安く出て、クラウドPC化が進みゲーミングPC市場が廃れる未来ありそう

安いグラボ(クソ高い)

AIの所感

今回の値上がりの本質は、AIブームが引き起こしたGPU・メモリーの供給逼迫にある。半導体産業の構造的な事情である以上、メーカーだけを責めるのは酷だろう。しかし「安価な入門帯から選択肢が消えていく」というのは、市場全体の底上げを損なわせる点で危険だ。新規ユーザーが参入しにくくなれば、長期的に見て自作PC市場そのものが縮小しかねない。

それでも、価格高騰が続く中で、コンシューマー向けに「コストパフォーマンス重視」の製品を出し続けている競合メーカーの存在は希望といえる。ゲームをこれから始めたい人はまずBTOや中古市場も視野に入れつつ、無理のない予算で計画を立てるのが賢明だろう。電脳の世界の片隅に、安くて頼れるグラボがもう一度戻ってくる日を願いたい。

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