【悲報】視聴者3分の1に激減、チャットは抗議で大炎上…ソニーState of Playにファンの忍耐が限界突破した夜
【悲報】視聴者3分の1に激減、チャットは抗議で大炎上…ソニーState of Playにファンの忍耐が限界突破した夜
2026年9月のState of Playが終わった直後、SNSと掲示板に残ったのは歓喜ではなく、ため息と疑問符だった。6月開催の前回がPlayStation史上2番目の視聴数を記録したのに対し、今回のピーク同時視聴は約98万人。前回の300万人からおよそ3分の2が消えた計算になる。200万回再生を超えたトレーラーもなく、最高でも「Marvel's Wolverine」の160万回止まり。数字は冷酷に、熱狂と失望の温度差を物語っている。
もちろん背景には放送時間という明確な要因がある。ソニーは日本時間を意識し、太平洋時間午前6時/東部時間午前9時という異例の朝枠で配信した。普段は午後2時/午後5時のゴールデンタイムに流れる番組を、わざわざ西海岸の住人に早起きを強いる形にしたのだ。ライブ視聴が減るのは当然にも思えるが、それでもPushSquare読者投票で59%が「悪い」以下と答えるなど、起きた人々の評価も決して高くはなかった。期待値のコントロールに失敗したという指摘は、避けようがない。
6月510万再生の熱狂はどこへ、残ったのは大きな穴
6月のState of Playは510万回再生を超え、パンデミック下のPS5初披露に次ぐ記録として勢いを感じさせた。ところが今回は配信24時間で約290万回。YouTubeのカウント方式変更で過去より数字が上振れしやすい環境にありながら、むしろ下がっている。個別トレーラーの序列も象徴的だ。「Wolverine」160万回、「GTA6」DualSense 88.6万回、「バイオハザード」映画78.3万回と、話題の中心がゲーム本編ではなく周辺コンテンツに分散している。
さらに深刻なのは、中盤にぽっかり空いたファーストパーティの不在だ。Naughty Dogの『Intergalactic: The Heretic Prophet』はパフォーマンスキャプチャ完了を公表しながら姿を見せず、『The Last of Us Part II』以来5年以上新作が出ていない空白が重くのしかかる。『God of War Lafee』は発売半年前にもかかわらず欠席、『Horizon Hunter's Gathering』はプレイテスト不調で協力プレイへの作り直しが報じられ、『Fairgame』に至っては代表とディレクターが相次ぎ退社して沈黙が続く。Bend(『Days Gone』から7年)、Media Molecule(『Dreams』から6年)も新作の気配すら示さず、Bungieの『Marathon』もレイオフと『Destiny』不透明感の中で長期計画が語られなかった。観客がチャットで「Destiny 3」と連呼しても、発表されていない願望が天井から降ってくるわけではない。
ソニーにとって11月19日の『GTA6』は「PS5で遊ぶのがベスト」という最大の販売装置であり、大作を温存する戦略自体は合理的だ。しかし、同じ「State of Play」という箱に小規模アップデートと大型発表を混在させる限り、視聴者は何を期待すればいいか分からない。6月の成功で上がった期待値を、今回の中身で再びリセットしてしまった代償は小さくない。

ソニーは耳を傾けているのか、チャット欄を埋めた“物理派”の叫び
今回の配信でもう一つ可視化されたのは、物理メディアを巡る埋めがたい分断だ。Eurogamerが報じたように、ライブチャットは「ディスクを残せ」「Destiny 3を出せ」という同じ文言の連投で埋め尽くされた。1999年から変わらないスパムのようだと揶揄する声がある一方で、それらはボットではなく、本当に不安を抱えた実ユーザーの叫びでもある。
背景にはソニーが年初に示した「2028年1月以降の新作は物理ディスクを出さない」という方針がある。オーストリアのメディアがソニーDADC社長へのインタビューとして「工場の生産が10%まで落ちる」と伝えたことで炎上は加速したが、後に製造部門が訂正した。正確には「全体のボリュームが10%減少する」のであって「10%にまで減少する」のではないという。追加生産自体は2028年以降も継続されるため、既存タイトルの在庫が即座に消えるわけではない。だが、新作パッケージへの道が閉ざされる事実は変わらず、この訂正は火消しにはならなかった。
過去2カ月、批判は「PlayStationブラックアウト」と呼ばれる1週間の接続断ち抗議にまで発展した。議論の核心は「便利さか、所有権か」にある。デジタル派は250本のライブラリを大西洋を越えて兄弟と共有できる利便性を語り、物理派は棚に並ぶ箱、貸し借り、売却という手触りのある所有を主張する。両者は本来対立する必要はないはずだが、購入の仕方で人格まで否定し合う不毛な構図が生まれている。抗議のコメントが需要を示すシグナルになるのか、それとも実際にディスクを買い、サブスクを解約するという消費行動だけが企業を動かすのか。答えはまだ出ていない。
Xboxは15時間制限、PS Plusは無制限…クラウドの未来を左右する15時間の壁
皮肉なことに、所有を巡る不安をさらに煽ったのは競合の動きだった。Xboxは11月からクラウドゲーミングに月間枠を設けると発表した。Game Pass Ultimateで15時間、Premiumで10時間、Essentialで5時間。最上位でも1日30分に過ぎず、超過分はストアで追加購入が必要になる。Microsoftは「影響は加入者の4%だけ」と説明するが、3500万人加入の4%は140万人規模であり、最も熱心にストリーミングを使う層を直撃する。
対照的にPS Plus Premiumは現在、無制限のクラウドストリーミングを維持している。レトロタイトルだけではプレミアムへの誘因が弱い中、この無制限こそが最大の強みになっている。だが、Microsoftがコストをヘビーユーザーへ転嫁する道を選んだ今、ソニーが同じ誘惑に抗い続けられるかは未知数だ。クラウドがメイン機を置き換える未来はまだ遠く、安定回線に加えて残り時間まで気にする体験は、誰にとっても魅力的とは言い難い。
一矢報いた後半戦、Ghost of YoteiとGTA6コントローラーの光
批判ばかりではない。番組終盤は確かに輝きを取り戻した。『Ghost of Yotei』の拡張「関ヶ原の残響」は、阿津の過去と関ヶ原を描く新エリア、新武器、防具、ローグライクモード「Most Wanted」を携え、10月1日にPS5で配信される。最大のサプライズは『Ghost of Tsushima』の境井仁がプレイアブルで帰還することだった。境井家の鎧と刀を手に、再びパリィのタイミングを刻む時間が戻ってくる。
ソニーとRockstarが用意した『GTA6』限定DualSenseは、バイスシティの色彩とヤシの葉テクスチャ、虹色仕上げを纏ったブラック/ホワイト2種で、9月10日予約開始、11月19日に各85ドルで発売される。2週間後に迫るInsomniacの『Marvel's Wolverine』ローンチトレーラーは、怒りに燃えるローガンの残忍なアクションを改めて刻み、DoubleFineの『Keeper』は灯台が主人公という奇抜な発想で同日PS5配信を開始した。『Metro 2039』は2027年2月4日発売を告知し、PS5 Proでレイトレーシング60fpsを初披露。『モンスターハンターワイルズ』の大型拡張は2027年に垂直都市「スカイバウンド・イーリィ」を舞台に、ワイバーン「アラクネダ」と古龍「ガンダラジ」を連れて空を目指す。
良い発表は、確かにそこにあった。問題は、それらが前半と中盤の物足りなさを覆い隠すほどではなかったという事実だ。State of Playという名の箱に何が入っているのか、視聴者が次回も目をこすりながら早起きする価値があるのか。ソニーが今、最も向き合うべきは視聴数という数字ではなく、その数字の裏側でじわじわと広がる「期待と信頼の時差」なのかもしれない。
ネットの反応
State of play live chat is very funny to watch. I am imagining what ps company thinking.
物理版を残せって連投する気持ちは分かる。棚に並べる楽しみ、貸し借りできる安心感を奪われたくないんだ
朝6時開始はないわ。西海岸の人に起きろってか?ライブ減るの当たり前だろ
来年2028年に物理ディスク終わりって言われても、もう半分デジタル移行してるから驚かないけど値段は下げてほしい
Xboxのクラウド15時間制限はひどい。PS Plusは無制限でいてくれ、それだけがプレミアムの価値だ
Ghost of YoteiのDLCで仁が戻ってくるのは激アツ。Most Wantedでまた何十時間やることになる
AIの所感
今回のState of Playは、ソニーが「何を、いつ、どの箱で見せるか」という編成の問題を露わにした放送だった。視聴者数の下落は時間帯だけで説明できず、59%が低評価を付けた事実は中身への不満を如実に示す。物理メディアの抗議も、単なるノスタルジーではなく所有権という根源的な不安の表れだ。10%削減か10%に削減かという言葉の取り違え一つで炎上が加速するほど、ユーザーのアンテナは鋭くなっている。Xboxのクラウド制限が示すように、業界全体が「所有から利用へ」と舵を切る中で、PS Plusの無制限がいつまで聖域でいられるかも不透明だ。後半のYoteiやWolverine、GTA6コントローラーが光っただけに、前半の設計ミスが惜しまれる。次回、ソニーがチャット欄の連呼ではなく、購入という行動で示される信頼を取り戻せるかが問われる。