【検証】AirPods 5は4の上位互換か 7つの進化を実測したら音の分離感が別次元だった
【検証】AirPods 5は4の上位互換か 7つの進化を実測したら音の分離感が別次元だった
149ドルで killer deal と評されるAirPods 5は、本当にAirPods 4からの乗り換えに値するのか。7つの変更点を実測した検証結果が話題になっている。ボーナス的要素は価格で、従来180ドル相当の構成が150ドルに下がり、129ドルのベースモデルでもアクティブノイズキャンセリングが付く。ケースは従来通り驚くほど小さく、150ドル版には探す機能まで内蔵される。装着感は4と同一で、耳に何も入れない開放型の快適さはそのままだ。
変更点の1つ目はステムコントロールだ。4は軸をつまんでの一時停止や再生程度だったが、5では上下になぞっての音量調整に対応した。操作時に小さなクリック音が鳴り、毎日使う機能として評価が高い。2つ目はバッテリーで、ノイズキャンセリング有効時で4時間から5時間へ、オフ時で5時間から7時間へと伸びた。ケース込みの総再生時間も20時間から22時間へと2時間増えている。3つ目は防塵防水で、IP54からIP57へ強化された。数字だけ見ると小さな差だが、しぶき程度から水深1メートルで30分の耐水へと実用域が広がり、耳から落ちて水に浸かっても助かる可能性が高まった。節約効果もある。
4つ目のノイズキャンセリングは公称50パーセント強化だ。耳栓なしでどうやってという疑問に対し、検証では明確な差が出ている。音楽を流した室内テストでは4でも大きく騒音が減るが、5ではさらに一段階効きが深い。80パーセント減と95パーセント減という表現で語られ、オフィスの話し声に音楽を重ねればかなり抑え込める。飛行機の機内騒音を最大音量で流したテストでは、4は低い音を消すが高い音が残るのに対し、5は高音域まで削る。低音の消え方は同等かやや静かで、高音の消え方に差が出た。シリコンチップなしでここまで効く製品は他にないというのが検証者の結論だ。

外音取り込みもマイクも自然に ボーカルが滑らかで楽器が離れる
5つ目は外音取り込みモードだ。4でも周囲はよく聞こえるが自分の声がやや不自然に響く。5では低音域が足されて自分の声も相手の声も自然になり、環境音の高低ともによく入る。Proには及ばないものの、チップなしの構造を考えれば大きな改善だという。オフモードとの行き来でも効きの強さが分かる。
6つ目はマイク品質だ。ボイスメモでの録音比較では、4がやや金属的でシャリつくのに対し、5は自然で聞き取りやすい。Bluetoothマイク特有の劣化はあるものの、会議通話での音切れを気にする声への回答になっている。7つ目はスピーカー品質で、マルチポートアコースティクスと次世代アダプティブEQの効果が明確だ。検証曲の聴き比べでは低音の量自体は同等だが、ボーカルの高音が滑らかになり、4では高音が粗く静電的なざらつきに聞こえた部分が5では滑らかで心地よい。低音と中音とボーカルの分離感も別物で、4では圧縮されて重なって聞こえたものが、5では音場が広がり楽器と声がそれぞれの場所に立つ。ロック曲では中低音の引っ張りが収まり、メインボーカルとバックコーラス、細かい楽器の区別がつきやすくなり、バランスも整ったという。
149ドル版を推す理由 20ドル差のステムと探す機能が効く
検証者の結論は149ドル版を強く推すというものだ。129ドル版でもノイキャンは付くが、20ドル差でステムの音量操作とワイヤレス充電、探す機能、Apple Watch用充電への対応まで付くなら払う価値があるという。以前はノイキャン付きに50ドル上乗せが必要だったことを考えれば破格だ。古い型の整備品を買うより新品の5を選ぶべきで、古いAirPodsからの乗り換えなら満足度は高いという。
弱点も指摘されている。150ドルのワイヤレス充電ケース版でもMagSafe用マグネットは内蔵されず、MagSafeスタンドではずり落ちる。サードパーティ製のマグネット付きケースで補えるという紹介もある。ケースからの取り出しにくさを訴える声や、ノイキャンと外音取り込みが勝手に切り替わるという報告、会議通話時に音楽品質が落ちるのかという質問も出ている。4にiOS 27のカスタマイズEQが来て音が良くなったため、3以下からの乗り換えに限定すべきという慎重論、4の小さなケースと装着感が好きでステム操作が付いた5は完全な upgrade だという声、Pro 2やPro 3との比較を求める声も多い。Pro 3の装着感が合わず返品して5を待つ人、Pro 3を持ちながら5を日常使いにする人、Pro 2の黄ばむチップに疲れて移る人など、Pro組からの流入も目立つ。
ネットの反応
AirPods 3以下からだけ乗り換えればいいと思う。4はiOS 27のカスタムEQで音が良くなったから。
ずっと4がPro 3より好きだった。ケースが小さくてシリコンが耳に合わないから。ステムの音量操作がなかったのが不満だったので5は完全な乗り換え先になる。
Pro 2と5の比較が見たい。Pro 3は装着感が合わず返品した。今のPro 2から5への乗り換えを考えている。
Pro 3を持っているのに数日前に5を買った。間違いなく毎日の相棒になる。早く試したい。
Pro 2から乗り換える。ゴムチップの黄ばみに疲れたしノイキャンもほぼ互角だから。
AIの所感
安くなって良くなったという反則的な進化に、開放型の完成度が一段上がったと感じた。特に高音のざらつきが消えて音が離れるという表現は、スペックの数字以上に体験の差を物語っている。129ドルでも十分だが20ドルで操作と探す機能と充電の自由が付くなら、149ドルを選ばせる設計が巧みだと思う。Proとの比較待ちという声が多いのも当然で、耳を塞ぎたくない層にとっての覇権はしばらく動かないと感じた。