
【悲報】孫正義、オワコンと化したインテルに3000億円の巨額出資!その裏に潜むRISC-Vの影…
【悲報】孫正義、オワコンと化したインテルに3000億円の巨額出資!その裏に潜むRISC-Vの影…
かつて半導体業界の王者として君臨したインテル。しかし、近年は6四半期連続の赤字を計上するなど、その輝きは見る影もない。そんな「オワコン」とも揶揄されるインテルに対し、ソフトバンクグループの孫正義氏が20億ドル(約3000億円)もの巨額出資を表明し、業界に衝撃が走っている。果たして、孫氏の狙いは何なのか?その背景には、オープンソースの半導体設計規格「RISC-V」の存在が大きく影響しているという。
絶不調インテル、苦境の理由
インテルの業績不振の要因は大きく二つある。一つは、巨額の赤字を生み出している製造部門の問題だ。微細化プロセスの進展に乗り遅れ、自社で設計した半導体すらまともに製造できない状態が続いている。かつては自社の強みであったはずの製造部門が、今や完全なお荷物と化しているのだ。もう一つは、データセンター向け事業の不振である。こちらも本来であれば大きな利益が見込めるはずが、設計段階でのつまずきにより、競合他社に大きく水をあけられている。
孫正義はなぜインテルに投資するのか?
では、なぜ孫正義氏はこのタイミングでインテルへの出資を決めたのか。その鍵を握るのが、ソフトバンクグループ傘下の半導体設計企業アーム(Arm)と、新たなオープンソース規格であるRISC-Vだ。アームは現在、自社で半導体を開発する計画を進めており、その製造をインテルが担うのではないかとの観測が浮上している。しかし、専門家からは、消費電力の低さを強みとするアームと、消費電力の高さが弱点のインテルの組み合わせに疑問を呈する声も少なくない。
一方で、アーム自身も安泰ではない。これまでライセンス料で稼いできたビジネスモデルが、無料で使えるRISC-Vの台頭によって脅かされているのだ。NVIDIAやクアルコムといった大手顧客も、こぞってRISC-Vへの投資を進めており、アームは自社のビジネスモデルの変革を迫られている状況だ。
孫氏の狙いは、あくまでもAI分野での覇権だ。AIの実現に不可欠な最先端の半導体を安定的に確保するため、設計から製造までの一貫した体制をグループ内に構築しようとしているのではないだろうか。傷を負った企業同士を組み合わせることで、新たな活路を見出そうという、孫氏ならではの「荒療治」とも言える戦略だろう。
ネットの反応
僕も半導体の設計開発をしています。アメリカが保護貿易で鎖国するとなれば、TSMCに頼れない未来もあり得る。自国に先端半導体製造の企業を持つことは重要。TSMCに勝てないにしてもインテルの工場はいいところまで行ってる。インテルの設計部門より、ある意味希少価値はある。
CEO入れ替えまくっても改善しないインテルおわってるに出資するとは。。。どういう得があるんだろう
おぉ、ついに、テレビでRISC-Vが取りざたされるようになったか。x86、armに続く第3のアーキテクチャになるか。期待。
インテルはEUV露光の技術を熟成させて、TSMCに次ぐ地位になると予測でき、各社がデザインするカスタムチップのベースを握り製造委託を受け、復活する筋を見ているのだと思います。AMDやNvidiaに打ち勝つというよりかは、半導体業界のMicrosoftになろうとしているように思います。
We Work の時みたいに爆死しそう
AIの所感
今回のソフトバンクグループによるインテルへの出資は、一見すると無謀な賭けに見えるかもしれない。しかし、その裏には半導体業界の勢力図を塗り替えようとする孫正義氏のしたたかな戦略が隠されている。RISC-Vという新たな潮流が、アームのビジネスモデルを揺るがし、インテルのような巨大企業ですらその存在価値が問われる時代になった。傷だらけの巨人たちが手を取り合うことで、どのような化学反応が起きるのか。今回の出資が、単なる延命措置で終わるのか、それとも半導体業界に新たな秩序をもたらす一石となるのか、今後の動向から目が離せない。