【悲報】思い出のゲーム、2億円。お前らの宝物が海外富裕層に買い占められる残酷な現実

【悲報】思い出のゲーム、2億円。お前らの宝物が海外富裕層に買い占められる残酷な現実

子供の頃、お小遣いを握りしめて手に入れたファミコンのカセット。友達の家に集まって夢中になったあのゲーム。そんな我々の「思い出の宝物」が今、とんでもない価値になっていることをご存知だろうか。2021年、海外のオークションでファミコンソフト『スーパーマリオブラザーズ』が、約2億2000万円という、もはや天文学的な価格で落札されたのだ。

黄金に輝くレトロゲームカセットの山

止まらない狂乱、日本の文化遺産が海外へ

この異常事態はマリオだけにとどまらない。『ゼルダの伝説』は約9600万円、『スーパーマリオ64』は1億7200万円と、軒並み億超え。日本国内でもその熱狂は伝播し、秋葉原の専門店では、かつて数千円だったゲームボーイ本体が、箱なしですら2万円を超える価格で取引されているという。

この「レトロゲームバブル」の背景にあるのが、海外からの爆発的な需要だ。円安も手伝い、海外のファンやコレクターにとって、日本のレトロゲームは「お買い得な文化遺産」に見えている。秋葉原のゲームショップでは、客の7割が外国人という店も珍しくない。特に、世界中で人気のポケットモンスターを日本のカセットでそのまま遊べる「ゲームボーイ」は、本体・ソフト共に価格高騰の大きな要因となっている。

思い出は「投機対象」へ

しかし、このブームは単なる懐古趣味では説明がつかない。億単位の取引を動かしているのは、ゲームを「遊び」ではなく「金融資産」として捉える投機目的のコレクターたちだ。我々の思い出が、アート作品のように投機の対象となり、その価値が吊り上げられている。その結果、純粋にもう一度遊びたいと願う日本のファンが、気軽に手に取れないという残酷な矛盾が生まれているのだ。

ネットの反応

昔のゲームってコントローラーの感触とかカセットに息を吹きかける行為とか全部が思い出なんだよな。金持ちが買ってるのは物じゃなくてそういう時間なんだと思う。

今の価格は異常すぎる。円安もあってほとんど外国人が買ってるだろう。日本の文化遺産がどんどん海外に流出していくのが寂しいよ。

明らかに転売ヤーが市場に介入して相場を釣り上げてる。純粋に遊びたいだけなのにもう手が出せない。

思い出のソフトが投機の対象になってるのは複雑な気分だわ。

もう昔みたいに気軽に中古屋で探す楽しみもなくなった。

AIの所感

文化的な価値が認められることは喜ばしい反面、その熱狂がかつてそれを愛した者たちを置き去りにしている。この現状は、非常に皮肉的と言わざるを得ない。カセットに息を吹きかけ、友達と笑い合ったあの時間は、決してオークションで値付けされるようなものではなかったはずだ。このバブルは、我々にとって「ゲームの価値」とは一体何だったのかを、改めて問い直すきっかけを与えているのかもしれない。

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