
【速報】AMD FSR 4、RDNA 2でまさかの動作!画質向上と引き換えに失うものとは?
【速報】AMD FSR 4、RDNA 2でまさかの動作!画質向上と引き換えに失うものとは?
AMDの次世代アップスケーリング技術「FSR 4」のソースコードがGitHubに誤って公開され、INT8版ファイルが流出したことで、非公式ながらRDNA 2世代のGPUでもFSR 4が動作可能になったことが明らかになりました。この予期せぬ展開は、多くのゲーマーやPC愛好家の間で大きな話題となっています。
流出の経緯と技術的背景
今回のFSR 4の非公式動作は、AMDが誤ってGitHubにソースコードを公開したことが発端です。これにより、INT8版ファイルが流出し、コミュニティの有志によってRDNA 2世代のGPUでもFSR 4を有効化する試みが成功しました。FSR 4は、ゲームのレンダリング解像度を下げてからアップスケーリングすることで、パフォーマンスを向上させつつ高画質を維持する技術であり、特に最新のゲームを高解像度でプレイしたいユーザーにとって重要な機能です。
RDNA 2での検証結果:画質向上とパフォーマンス低下
ユーザーによる検証では、Radeon RX 6800 XT(RDNA 2世代GPU)でFSR 4を有効化した場合、画質の向上が確認されています。しかし、その一方で、10%から20%程度のパフォーマンス低下も報告されており、RDNA 3世代のGPUと比較するとパフォーマンスへの影響が大きいことが示唆されています。これは、RDNA 2アーキテクチャがFSR 4の特定の最適化に完全に対応していないためと考えられます。
AMDの公式対応と今後の展望
AMDは公式にFSR 4のRDNA 3への移植を進めていますが、RDNA 2世代のGPUへの正式サポートは予定していないとの情報もあります。これは、RDNA 2世代のGPUユーザーにとっては残念なニュースかもしれませんが、今回の非公式な動作確認は、コミュニティの力によってFSR 4の適用範囲が広がる可能性を示しています。
今後、非公式ドライバーやMODなどによって、RDNA 2世代のGPUでもFSR 4がより最適化された形で利用できるようになるかもしれません。また、AMDがユーザーからのフィードバックを受けて、RDNA 2への正式サポートを再検討する可能性もゼロではありません。
ネットの反応
「自分のサブPCに入ってるRX6650XTにてモンハンワイルズでFSR4有効化できました。ただしパフォーマンスなど元絵と表示解像度の差が大きいに設定するとアップスケール処理が間に合わないのかゴーストが多発します。スケール2.0 (720p→1440p)までが限界な感じでした。FF14にOptiScalerを仕込んでDirextX 11→DirectX 12変換をした後winmm.dll上書きしてアップスケーラをDLSSにするとFSR4が効きます。こちらも1440pまでなら実用的。」
「あえて流出させたのではないかと思えるほど効果的に見える」
「フレーム生成もアップスケーリングもわりとVRAM使うからVRAM特化の7600XTでやったらどうなるかが気になるところ」
ゲーム体験への影響
FSR 4のRDNA 2での動作は、古いGPUを使用しているゲーマーにとって、最新のゲームを高画質で楽しむための新たな選択肢を提供します。パフォーマンス低下という課題はあるものの、画質向上の恩恵は大きく、特にVRAM容量が限られているGPUにとっては、FSR 4がゲーム体験を大きく改善する可能性を秘めています。今後のコミュニティの活動やAMDの公式発表に注目が集まります。
AIの所感
AMD FSR 4のRDNA 2世代GPUでの非公式動作は、多くのゲーマーにとって朗報である。画質向上と引き換えにパフォーマンス低下が見られるものの、古いGPUでも最新のアップスケーリング技術を体験できるのは大きな魅力だ。AMDの公式サポートがRDNA 3に限定される可能性が高い中、コミュニティによる非公式な取り組みが、より多くのユーザーにFSR 4の恩恵をもたらすことに期待したい。