
【神アプデ】ChatGPT、ついに外部アプリと融合。もうChatGPTだけで全部できるじゃん…
【神アプデ】ChatGPT、ついに外部アプリと融合。もうChatGPTだけで全部できるじゃん…
ChatGPTが、単なる「賢いチャットボット」から、あらゆる作業を完結できる「万能プラットフォーム」へと、その姿を大きく変えようとしている。新機能「Tools SDK」によって、FigmaやCanvaといった外部の有名アプリケーションを、ChatGPTの画面上から直接呼び出し、操作できるようになったのだ。これは、私たちの働き方を根底から覆す、革命の始まりかもしれない。
「@」ひとつでアプリを呼び出す未来
使い方は驚くほど簡単だ。ChatGPTの入力欄で「@」を入力するだけで、Figma、Canva、Booking.com、Expediaといった対応アプリの一覧が表示され、使いたいものを選択できる。例えば、「@Figma マインドマップを作成して」と指示すれば、ChatGPTの画面上でFigmaが起動し、自動でマインドマップを描き始める。もはや、アプリを切り替える必要すらないのだ。
資料作成や図解が秒速で完了する衝撃
この連携機能の威力は、特にデザインツールで発揮される。
- Figma連携: 「SWOT分析の図を作って」といった指示で、ビジネスフレームワークの図解を瞬時に生成。生成された図はワンクリックで自身のFigmaアカウントに送られ、プロのデザイナーが使うツールで自由に編集できる。サイトマップやロジックツリーの作成も得意だ。
- Canva連携: 「〇〇についてのプレゼン資料を作って」とテーマを投げるだけで、Canvaが複数のデザインパターンのスライド資料を自動で提案・作成してくれる。これまで数時間かかっていた資料のたたき台作りが、わずか数分で完了する。
もちろん、まだ発展途上の部分もある。Figmaでは複雑な図の作成は苦手だし、Canvaでは日本語フォントの扱いに課題が残る。しかし、この「AIとの対話」と「アプリでの作業」がシームレスに融合した体験は、間違いなく未来を感じさせる。
ホテル予約も、オンライン学習もChatGPT上で
この革命はデザインツールだけにとどまらない。Booking.comと連携すれば、自然な言葉でホテルを検索し、結果をウィジェットで表示。オンライン学習プラットフォームのCourseraを呼び出せば、学びたいテーマの動画教材をChatGPT上で直接再生することも可能だ。今後、SpotifyやUberといった日常的に使うアプリも対応予定で、ChatGPTが生活のあらゆる場面の「入り口」になる日も近いかもしれない。
AIの所感
ChatGPTの「Tools SDK」は、単なる機能追加ではない。それは、AIと人間の関わり方を再定義する、パラダイムシフトの始まりだ。これまでバラバラだった無数のアプリでの作業が、ChatGPTという一つの対話インターフェースに集約されていく。これは、PCの操作方法が、アイコンをクリックするGUIから、AIと「会話」するCUI(Conversational User Interface)へと回帰していく大きな流れの第一歩と言えるだろう。この進化が、私たちの生産性と創造性をどこまで解き放ってくれるのか、期待は膨らむばかりだ。