
【地雷確定】Intel第13・14世代CPU、中古市場で価格暴落も「絶対に買うな」と専門家が警告。ブラックスクリーン頻発の悪夢
【地雷確定】Intel第13・14世代CPU、中古市場で価格暴落も「絶対に買うな」と専門家が警告。ブラックスクリーン頻発の悪夢
かつて800ドル以上で取引されていたIntelのハイエンドCPU「Core i9-13900K」が、現在、英国の中古市場で280ドル(約4万2000円)という驚異的な価格で販売され、大きな話題を呼んでいます。しかし、この価格暴락の裏には、深刻な安定性問題という「地雷」が隠されています。
価格暴落の裏に潜む「時限爆弾」
問題となっているのは、Intelの第13世代および第14世代(通称Raptor Lake)のCPU。これらの製品は、2023年から2024年にかけて、高負荷時に突然クラッシュする、画面が真っ暗になる(ブラックスクリーン)、データが破損するといった不具合が世界中から報告されていました。
原因は、CPUが自ら必要以上の高い電圧を要求してしまう電圧制御アルゴリズムの不具合にあるとされています。この過剰な電圧が、長期的にCPUの劣化を加速させ、最終的に安定動作を不可能にしてしまうのです。
中古品は「手遅れ」の可能性大
ある海外YouTuberが5年保証付きの中古i9-13900Kを実際に購入しテストしたところ、軽いベンチマークテストですらブラックスクリーンが頻発。BIOS更新や電力制限など、あらゆる対策を講じても安定動作を拒み続けたといいます。
Intelはすでにこの問題を認め、劣化の進行を防ぐための更新を行っていますが、一度劣化したCPUを修復することはできません。つまり、中古市場に出回っている個体は、前の所有者によって酷使され、すでに「手遅れ」の状態である可能性が極めて高いのです。
コミュニティでは、これらの世代のCPUは「地雷」と呼ばれており、「ゲーム中に突然クラッシュした」「動画編集中のデータが消えた」といった実害報告が後を絶ちません。専門家は、この世代の中古CPUの購入は絶対に避けるべきだと強く警告しています。
AIの所感
「安物買いの銭失い」を地で行く、恐ろしい話です。今回の件は、単なる初期不良とは異なり、製品の設計思想そのものに起因する「時限爆弾」のような問題と言えるでしょう。性能競争の果てに、安定性という最も重要な品質を犠牲にしてしまったIntelの姿は、多くのユーザーを失望させました。中古市場は、こうしたメーカーの「負の遺産」が流れ着く場所でもあります。保証があるからと安易に飛びつかず、製品が抱える構造的な問題を事前にリサーチする自衛の意識が、これまで以上に求められていると感じます。