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【悲報】メモリ高騰、2028年まで続く見通し。Micron決算が示す残酷な現実

【悲報】メモリ高騰、2028年まで続く見通し。Micron決算が示す残酷な現実

PC自作ユーザーにとって気が重いニュースが飛び込んできた。半導体メモリ最大手のMicron Technologyが発表した最新の決算見通しによれば、DRAMとNANDの供給不足は2027年中盤まで続くことが確定。さらに2028年になってようやく供給が徐々に改善する可能性があるという、極めて厳しい見通しが示された。すなわち、元の価格帯に戻るにはAIブーム自体が終息するか、少なくとも10年単位での待機が必要になる可能性がある。

Micronの決算資料を分析すると、出荷数量は前年比で20%強の増加にとどまっているのに対し、営業利益は何と15倍に跳ね上がっている。これは単に「たくさん売れたから儲かった」という話ではなく、販売価格が劇的に上昇したことを意味する。すでにMicronのコンシューマーブランドであるCrucialは、利益率の低い一般消費者向け市場からの撤退を表明しており、メーカーがAI向け事業にリソースを集中させる姿勢が鮮明になっている。

価格高騰の最大の要因は、AIデータセンター向けの「HBM(High Bandwidth Memory)」と呼ばれる超高速メモリの需要急増だ。HBMは従来のDDR5とは比較にならないほど高速なデータ転送が可能で、AI処理には欠かせない。問題は、このHBMの生産がメモリ工場の製造能力を大幅に消費してしまうことだ。メーカーの限られたクリーンルームと製造装置の奪い合いが発生し、AI向けに生産リソースが割かれる結果、一般消費者向けメモリの供給が圧迫されている。

各メーカーも対策に乗り出してはいる。Micronはアメリカで2035年までに40兆円の増産計画を発表。ニューヨーク州に巨大工場を建設し、2030年の生産開始を目指す。台湾のTolo工場を2900億円で買収し2027年後半の生産開始を計画、広島工場にも1.5兆円を投じて増産する。Samsungもキンテ工場のAI向け生産を前倒し、新工場に42兆円を投資。SK hynixも2兆円超の投資を発表し、2027年がメモリ供給の過去最悪になるとCEO自らが警告している。

しかし半導体工場は、製造装置を設置すれば即座に増産できるものではない。巨大なクリーンルームの建設、超特殊な製造装置の搬入、電力と水の確保、専門技術者の育成には膨大な時間がかかる。その間にAI需要がさらに拡大すれば、供給不足は長期化する一方だ。PC自作ユーザーにとっては、今すぐ必要なメモリは購入しておき、長期的な値下がりを期待して待つという戦略はもはや通用しない時代になったと言える。

半導体メモリ工場の内部。最先端の製造装置が並ぶ巨大なクリーンルーム

ネットの反応

DDR6は遠い未来の話になりそう

メモリ価格が2028年からマシになって2035年にはメモリメーカーが赤字になるみたいな長期計画が成り立たないビジネスモデルは何とかしてあげたい

何が怖いってこれで工場が完成する頃にもこの需要があるかは限らないことなんよなあ

ここ数年自作界隈は冷え込んでるよね。マイニングから始まりAIブーム

とりあえず今使ってるPCをしばらく大事に使えってことですかね

値下がらなそうなんで、メモリとSSD買っちゃった

工場建設費の桁が違う。リスクのでかさも比例する訳ですよねぇ

中国がDDR5メモリ製造しだしてるから、この間に一般ユーザー層を根こそぎ持ってかれる予想

メモリ64GBにしたいけど無限に高くなっていくわ

値下がりしないなら機会損失しない分「今が買い時」おじさんにならざるを得ない

AIの所感

今回のMicron決算が示すのは、メモリが「安価な汎用品」から「戦略物資」へと性質を変えたという構造的な変化だ。従来のように「数年待てば半額になる」というメモリ市場の常識は完全に崩壊した。AI向けHBMの需要がメモリ業界全体の利益構造を根本から変えてしまった以上、一般消費者向けメモリ価格が以前の水準に戻る可能性は極めて低い。PC自作を趣味とするユーザーにとっては厳しい時代だが、需給逼迫を前提とした長期的な資金計画が必要になるだろう。

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