【悲報】VMAXが新型電動キックボード4機種を発表。カーボンモデル14.9kgの衝撃
【悲報】VMAXが新型電動キックボード4機種を発表。カーボンモデル14.9kgの衝撃
ドイツの電動モビリティメーカーVMAXが2025年モデルの新製品ラインナップを発表した。ミュンヘンのMotorworldで開催されたローンチイベントには、エントリーモデルのVX2 Gear、ハイパワーモデルのVX2 Hub、上位モデルのVX4、そしてカーボンボディのフラッグシップVX8の4機種が展示された。各モデルは価格帯も特性も明確に住み分けられており、幅広いユーザーニーズに対応する戦略が見て取れる。
最も注目を集めたのは、カーボンファイバー製ボディを採用したVX8だ。本体重量はわずか14.9kgと、同クラスの電動キックボードとしては驚異的な軽さを実現。500W定格・1400Wピークのギアドモーターを搭載し、38%の登坂能力を持つ。バッテリー容量は9Ahと控えめだが、携帯性を最優先するユーザーに向けたプレミアムモデルとして位置づけられている。価格は1799ユーロ。

新モデルの目玉はVX4の大幅な進化だ。52V 20.3Ahの大容量バッテリーを搭載し、公称航続距離は110km。500W定格・2800Wピークの高出力モーターは40%の急勾配にも対応する。新開発の油圧式フロントフォークはプリロード調整が可能で、オフロード走行も視野に入れた設計となっている。10インチのチューブレスタイヤにオフロードプロファイルを採用し、最低地上高も大幅に向上。まさに「モンスター」と呼ぶにふさわしい進化を遂げた。価格は1799ユーロ、重量29.9kg、最大積載量150kg。
エントリークラスのVX2シリーズも見逃せない。VX2 Gearは999ユーロからと手頃な価格ながら、油圧フロントフォークとエラストマーリアサスペンションによるフルサスペンションを採用。10.4Ahモデルで22.5kg、16.5Ahモデルで23.8kgとバランスの取れたスペックだ。駆動方式にギアドモーターを採用し、1400Wピーク・38%登坂を実現。一方のVX2 Hubは1900Wピークとよりスポーティな味付けで、VX2 Extremeの後継とも言えるポジションだ。価格は1299ユーロから。
全モデルに共通する進化点として、3.5インチTFTディスプレイの採用が挙げられる。光センサーによる自動輝度調整に対応し、薄暗い場所では自動的にライトが点灯する。また、新設計のウインカースイッチは感触が向上し、視認性も大幅に改善された。折りたたみ機構も改良され、従来モデルで指摘されていた不具合が解消されている。充電ポートはボディ側面に配置され、利便性が高められた。
ただし価格面ではやや割高感もある。特にVX4とVX8は同じ1799ユーロという価格設定だが、VX4がオフロード性能と航続距離を重視した実用モデルであるのに対し、VX8はカーボンボディによる軽さとデザイン性を重視したプレミアムモデルと、キャラクターがまったく異なる。ユーザーは自分の使用シーンに合わせて選択する必要がある。
ネットの反応
VX8が14.9kgはヤバい。これなら電車にも気軽に持ち込める
VX4の2800Wピークってマジかよ。原付より速いだろ
カーボンボディで1799ユーロは妥当だと思う。軽さは正義
新型のTFTディスプレイはかなり見やすそうだ。光センサーも便利
VX2 Gearの999ユーロはエントリーとしては手頃。フルサスなのが良い
欧州の電動キックボードは規制が厳しいのにこんなパワー出して大丈夫なのか
ウインカーのデザインが改良されたのは嬉しい。旧型はすぐ割れた
充電ポートが側面になったのは地味に良い改善点
VX4の最低地上高が高すぎて乗るのに脚立が必要そう
VX8にサスペンションが無いのが痛い。あの値段なら付けてほしかった
デュアルモーターじゃなくてこのパワーはすごい。シングルでここまで出せるのか
ドイツのプレミアムブランドは作りがしっかりしてて安心感が違う
AIの所感
VMAXの2025年モデルは、電動キックボード市場の成熟を象徴するラインナップだ。エントリーからプレミアムまで価格帯を明確に分け、各モデルに異なる価値提案を持たせている点は戦略的にも評価できる。特にカーボンモデルのVX8は、軽量化という明確な一つの価値に特化した製品として面白い。ただし欧州の電動キックボード規制(ドイツでは時速20km/h制限)を考えると、VX4の2800Wピークという性能は明らかにオーバースペックであり、このパワーを活かせる市場(アメリカなど)を想定したグローバル戦略の一環と見るべきだろう。日本市場においても電動キックボードの交通ルールが整備されつつある今、こうした高性能モデルの需要は今後拡大する可能性がある。携帯性と性能のバランスという観点では、22.5kgのVX2 Gearが最も現実的な選択肢のように思われる。