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【朗報】17年前のWindows 7が最新PCで11に勝利…フルHDで半分勝ちの衝撃実験

【朗報】17年前のWindows 7が最新PCで11に勝利…フルHDで半分勝ちの衝撃実験

最新のOSが一番速いに決まっている。その常識が揺らいでいる。2009年に登場したWindows 7を今のゲーム用パソコンに入れ、Windows 11と10本のゲームで速さを比べた実験が話題になっている。フルHDの画面では、10本のうち5本でWindows 7の方が速いという結果が出た。17年前のOSに最新OSが半分負けたという事実に、多くの人が驚きを隠せないでいる。

差が大きかったのはボーダーランズ2で、1秒あたりの画面枚数はWindows 7が605枚、Windows 11が490枚と100枚以上の開きがあった。すぐに戻した方がいいと感じる人もいるかもしれないが、答えは単純ではない。Windows 7のサポートは2020年1月に終わり、有料の延長も2023年1月で終了している。セキュリティの更新はもう来ない。さらに画面を4Kまで細かくすると、Windows 7が速かったのは10本のうち2本だけになる。画面の細かさで勝ち負けが変わるのはなぜなのか。そこに今回の核心がある。

結論を先に言えば、CPUが限界の場面ではWindows 7、グラフィックボードが限界の場面ではWindows 11が速いという結果だ。ゲームはCPUとグラフィックボードが組んで動いており、先に力を使い切った方で速さが決まる。どちらが先に限界になるかで、勝つOSが変わるのだ。

2009年風のレトロなパソコン画面と最新のゲーミングPCが対決するイメージ

OSだけ入れ替え、6万円CPUで測ったガチ比較

実験のやり方は単純で、1台のパソコンのOSだけを入れ替えて同じゲームを測っている。部品が同じなら、差が出ればOSのせいだと言える。ただ17年前のOSを今のパソコンに入れるのは大変な作業だった。Windows 7は今のSSDの接続方式やUSB 3.0に初めは対応しておらず、そのままでは入れることもできない。必要なドライバーをあらかじめインストール用ファイルに入れ込む手間が必要だった。

部品選びにも制約があった。グラフィックボードはWindows 7用のドライバーがある世代のRadeon RX 6950 XTが使われた。新しい製品にはWindows 7用のドライバーがなく、NVIDIAは2021年10月にWindows 7向けの新しいドライバー提供をやめている。CPUは今のもので、Ryzen 7 9800X3Dという売れ筋1位の製品だ。価格は最安で5万9336円と、CPUだけで6万円近い力のある構成で17年前のOSが動かされた。ドライバーの番号は同じでもWindows 11用は新しい作りで、少し有利な条件だったことも付け加えておく必要がある。

さらにWindows 11はVBSとHVCIという2つのセキュリティ機能を切って測っている。裏で動く処理が重いという話と混同されがちだが、切った状態でも負けた場面があるため、負けをセキュリティ機能のせいにはできない。マザーボード用の最新ドライバーを入れてリサイズブルBARという機能も使い、Windows 11だけに有利な条件を足しても、CPUが限界の場面の差はほとんど縮まらなかった。17年前のOSに負けるという悔しい結果が残った。

10本の勝ち負け、古い作りほど7が強い

1本目のメトロ2033リダックスは、フルHDの平均でWindows 7が255枚、Windows 11が230枚と11の勝ちに見える。ところが特に重い場面だけを集めた1パーセントローの数字では逆転し、Windows 7が193枚、Windows 11が154枚と40枚近い差がついた。平均は負けても引っかかりは少ないという、体感に効く部分での強さだ。CPUが原因で落ち込む場面をWindows 7の方がうまくこなしたことが記録されている。

バットマン アーカムナイトはフルHDの平均でWindows 7が397枚、Windows 11が370枚と平均でも勝った。ところが画面を1段細かいWQHDにすると逆転し、Windows 7が300枚、Windows 11が325枚になる。画面を細かくしただけで勝ち負けが入れ替わる典型例だ。比べた中で一番新しいコントロールという2019年発売のゲームはフルHDでもWindows 11の勝ちで、162枚対147枚。4Kまで全ての画面でWindows 11が勝った。

全体をまとめると3つの要点になる。1つ目に、作りが一番古い2本はWindows 7の圧勝だった。残りの8本のうちフルHDでWindows 7が速かったのは3本だけで、そのうち1本は200枚対198枚とほぼ同じ。はっきり勝ったのは2本だけだ。新しめのゲームではWindows 11が強い。2つ目は、残りの8本はDirectX 11という新しめの描き方で作られている点だ。3つ目は、それでも戻すことは勧められないという点だ。

なぜ古いOSが勝つのか、裏で動く処理の重さ

作りが一番古い2本はDirectX 9という昔の描き方で作られている。Windows 7はDirectX 9の命令をそのまま実行するが、Windows 11は一番新しいDirectX 12の命令に置き換えてから実行する。D3D9On12と呼ばれる仕組みで、1回置き換える手間が入る分だけ遅くなる。もう1本のバットマン アーカムアサイラムもフルHDでWindows 7が885枚、Windows 11が747枚と100枚以上の差がついた。

ところがボーダーランズ2の4KではWindows 7が236枚、Windows 11が239枚とほぼ同じになる。置き換える手間は4Kでも同じはずなのに、なぜ差が消えるのか。ここでCPUとグラフィックボードの話に戻る。フルHDは描く点の数が少ないからグラフィックボードには余裕があり、先に限界になるのは描く命令を出す側のCPUだ。置き換える手間もCPUにかかるため、CPUが限界のフルHDで差が出る。4Kは絵の点数がずっと多いから今度はグラフィックボードが先に限界になり、ドライバーの作りが新しいWindows 11の方が速くなる。

残りの8本に置き換えの手間はないのに、なぜWindows 7が勝つ場面があるのか。ここが一番大事なところで、Windows 7は裏で動く処理が少ない軽いOSだからだという。利用状況を送る仕組みなどがCPUの時間を使う分、CPUが限界の場面ではその分が画面枚数の差になって出る。Windows 11にはCPU側にまだ引き出せていない性能が残っているという指摘もある。

戻すと失う3つのもの、Steamも動かない

速くても戻せない理由は3つある。1つ目はセキュリティの更新で、サポート終了後はウイルスなどの危険が大きくなると説明されている。2つ目はSteamで、2024年1月1日にWindows 7のサポートを終えた。内部で使うブラウザが古いWindowsで動かなくなったことが理由で、動き続ける保証はなく、アカウント情報が盗まれる危険性も指摘されている。ゲームを速くしたくて戻したのに、アカウントを盗まれたら意味がない。3つ目は新しいゲームで、Windows 7はDirectX 12に対応していない。光の反射を計算で描くレイトレーシングがDirectX 12でしか使えない例のように、速くても綺麗な画面が出せない場面が出てくる。

これは1台のパソコンで10本を測った結果で、他のパソコンや他のゲームで同じになるとは限らない。一番新しいゲームでも2019年発売という点も注意が必要だ。今の利用状況を見ると、Steamの9月調査ではWindows 11が71.34パーセント、Windows 10が23.61パーセントで、Windows 7は内訳に名前も出てこない。Windows 10も2025年10月にサポートが終わっており、結局Windows 11を使うしかないのが現実だ。一番多い画面はフルHDで47.91パーセントを占め、CPUが限界になりやすい条件の人が多い。

希望もある。MicrosoftはK2という取り組みで、新しい機能を足すより品質を先にし、メモリの使いすぎと裏で動く余計な処理を減らすと報道されている。ゲームがどれだけ速くなるかはまだ分からないが、軽くなればCPUが限界の場面でもWindows 7に追いつくかもしれない。押入れからWindows 7のディスクを探すより、Windows 11の改善を待つ方が賢明だ。

ネットの反応

条件が違いすぎて話にならない、11が可哀想だわ

AIの所感

最新が速いとは限らないという結果は、進化の裏で失った軽さの価値を教えてくれる。裏で動く処理の積み重ねが、重い場面の引っかかりとして返ってくるのは皮肉だ。とはいえセキュリティやSteam、新しい表現を失ってまで戻る選択はない。K2という品質優先の取り組みが、失った軽さを取り戻せるのか。フルHDの半数が使う現実を思えば、その答えは多くの人に直結するはずだ。

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