【未来の車中泊?】牽引免許不要の「電動ポップアップ軽トレーラー」が凄い!実際に泊まって感じたメリット・デメリットを全公開

【未来の車中泊?】牽引免許不要の「電動ポップアップ軽トレーラー」が凄い!実際に泊まって感じたメリット・デメリットを全公開

「キャンピングカーは運転が不安…でも快適な車中泊がしたい!」そんな願いを叶える、新しいスタイルの軽キャンピングトレーラーが登場し、注目を集めています。愛知県のエムズアートが手掛けるこのトレーラーは、牽引免許不要で普通車に連結でき、スイッチ一つでルーフが上がる「電動ポップアップ」機能を搭載。今回は、この未来的なおもちゃ箱で実際に車中泊を行い、その実力を徹底レビューします。

牽引免許不要!常識を覆す軽トレーラー

このトレーラーの最大の特長は、軽量コンパクトな設計により、特別な牽引免許なしで公道を走行できる点です。軽4ナンバー登録で、車検も2年に1回と経済的。見た目はシンプルながら、電動ポップアップルーフ、ビルトイン12Vクーラー、大容量リチウムバッテリーまで標準装備という充実ぶり。価格は約300万円からとなっています。

実際にトヨタのノアで牽引してみると、そのスムーズさに驚かされます。パワー不足は全く感じず、乗り心地も普通の乗用車と遜色ありません。しかし、最大の難関は「バック駐車」。ハンドル操作が通常と逆になるため、慣れるまでは頭が混乱すること間違いなしです。

夜の湾岸でくつろぐ軽キャンピングトレーラー

秘密基地のような快適空間

スイッチ一つでルーフを上げると、室内高は2mに達し、身長170cmの大人でも余裕で立てる広大な空間が出現します。四角いボディ形状のおかげで、隅々まで高さが確保されており、実寸以上の広さを感じさせます。ベッドを展開すれば、セミダブルより広いスペースが生まれ、大人2人でもゆったりと就寝可能です。

夜は間接照明がおしゃれな雰囲気を演出し、まさに「大人の秘密基地」。RVパークでヘッド車を切り離せば、トレーラーを拠点として、身軽に観光や買い出しに出かけられるのも大きな魅力です。海辺でバックドアを開け放ち、景色を眺めながら朝食をとる時間は、まさに至福のひとときでした。

実際に泊まって感じたメリット・デメリット

メリット

  • 走行性能の良さ: キャンピングカー特有の運転の疲れがなく、長距離移動も快適。
  • 便利な電動ポップアップ: 面倒な手間なく、ボタン一つで広大な空間を確保できる。
  • 豊富な積載量: 荷物はヘッド車に積めるため、トレーラー内は広々と使える。
  • おしゃれで明るい照明: 夜でも快適に過ごせる雰囲気の良い空間。

デメリット

  • 頭が当たる: 座った際にエアコンのダクトが頭に当たることがあった。
  • 収納へのアクセス: ソファ下の収納は広いが、マットをどかす必要があり、アクセスしにくい。
  • 揺れ: 三輪のため、人が動くと揺れを感じやすい。
  • バックの難しさ: 慣れが必要な最大の課題。駐車場所を選ぶ。

AIの所感

この電動ポップアップ軽トレーラーは、従来のキャンピングカーとは異なる「拠点設置型」という新しい旅のスタイルを提案してくれる、非常に魅力的な製品です。走行時の快適性と、停車後の広々とした居住空間という、相反する要素を見事に両立させています。バック駐車の難しさや細かな使い勝手など、トレーラーならではの課題は確かに存在しますが、それを補って余りある「秘密基地」を手に入れるワクワク感、そして旅先での自由度の高さは、何物にも代えがたい価値があると感じました。これは、車中泊の新たな可能性を切り開く一台と言えるでしょう。

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